母ちゃん炭坑を下りて行く
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪【作詞】松尾アイ子
【作曲】島恵子三池災害 ひとすじに
三十三年生きてきた
山野 夕張り 有明と
やまの仲間と 手をつなぎ
必死の抵抗 つづけてきたが
母ちゃん炭坑(やま)を下りて行く
のこり少ない人生を
夫と共に おだやかに
暮らすのぞみも やぶられて
安保、三池と闘った
やまの仲間も 去ってゆく
母ちゃん炭坑(やま)を下りて行く
夫の生命 とったやつ
私の人生 くるわせた
人の命の尊さを
憎い三井に知らせたい
老いの体にむちうって
母ちゃん炭坑(やま)を下りて行く
作詞者の松尾アイ子さんは、大正12年、三井三池炭鉱があった福岡県大牟田市の生まれ。
昭和22年に結婚、翌23年には、長女を出産。しかし、旦那さんが結核のため闘病生活。3人の子どもを抱えて、失業対策事業で
生計を立ててゆきますが、小さなお子さんを抱えていては思うように仕事が出来ず、保育所が欲しい、託児所が欲しいという要求
に仲間とともに立ち上がり、松尾さんの闘いの日々がはじまります。しかし、失対事業の現場に子どもをつれて行けず、残念なこ
とに二人のお子さんを亡くしてしまいます。その後、保育所や託児所もボツボツと出来てきますが、お子さんが小学校に行きだす
と、教科書、学用品、給食と教育支援を求めた闘いがさらに続いて行きました。
現在、建交労大牟田うたう会に所属。全日自労の歴史と共に歩いて来られた方です。
(参考資料:うたごえ喫茶のび)